mikanmarusanのブログ

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CTO Night KANSAI に登壇者として参加した

自分の所属する会社が主催する、CTO Night KANSAI(2018/9/14)に登壇者として参加してきた。2週間たったのでほとぼりが冷めた頃に備忘録として。

概要

Osaka Mix Leap Study 特別編 - CTO Night KANSAI

CTO Nightの参加者は、株式会社はてなCTO の @motemen さん、株式会社ハカルスCTO の @tksmd さん、そして自分(@mikanmarusan) 。 内容については何人かの方がブログに書いてもらっているし、ハカルスさんのブログにでもあるので割愛。

“学び続けること”はエンジニアの宿命!!CTO Night KANSAIにハカルスのメンバーが登壇しました

経緯

自分は原則東京の紀尾井町オフィスに勤務することになっている。春に大阪オフィスに出張に行った時に、エンジニアの @bulbulpaul にイベントやるんで登壇してくださいよと言われ、その時は社交辞令かなぁなんて思っていたけど数日後に本当に依頼が来たのでびっくりした。

なんでも関西版CTO Nightというイベントをやるらしい。CTO Night というと TechCrunch や IVS(ともにAWSがスポンサーですね)が有名で、自分はそこまでCTO論を語れるまで至っているわけではないし、そういうところに出るのは天才CTOか選ばれしベンチャー企業のCTOだと今でも思っている。

感想

まずはじめに、他社CTOの話は会社の事業や規模に寄らず本当に学びが多い。同じ肩書きというバイアスももちろんあるのかもしれないが、悩むポイントが同じ時にはものすごく共感するし、異なるポイントでの悩みなんかはいろいろ考えさせられる。

ちょっと笑いそうだったのは、パネルディスカッションの最初のテーマである。「エンジニアのキャリアの魅力と覚悟」というテーマにおいて、3人とも「変化すること」「学び続けること」が重要というところに落ち着いたのは自分でもびっくりした。別に示し合わせたりしていないからだ。

自分にとってのおもしろい気づきは、CTOとしての役割というテーマで自分が話をさせてもらった「非技術の経営者に対して説明責任を果たす」という役割とその難しさについてである。その後の懇親会でもゲストの方から深く話を聞きたいと質問をもらった。普段毎日のようにやっていることが注目されるのは不思議だった。

どこかのブログに書かれていたが、"大阪でこのようなイベントが開催されたのは非常に良かった(イベントや勉強会についてはいつも東京にマウンティングされる)" は印象深い。弊社も東京・大阪・名古屋・福岡などを中心に開発拠点を構えているが、イベントは東京に偏りがちになる傾向がある。自分も地方出身者なわけだし、東京以外の拠点でも弊社主催のイベントを増やしていこうと改めて思った。なぜなら、エンジニアリングを取り巻く問題の多くは技術そのものが真因になっていることはほとんどなく、情報の不均衡や格差といったコミュニケーション問題が起因するものがほとんどだからである。